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Channel: 空からのメッセージ
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音楽の垣根

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「友達がクラシック音楽にはまってる。話ができてうれしい!」

そんな報告をしてくれた、高校生の息子。

よかったねぇ、仲間が出来て・・・なんて、親子で話ができた。


大学生の頃、吹奏楽部に所属していたけれど、周囲の反応は、というと

「難しいことしている」

「高尚なことしている」

といった感じが多く、ずっと違和感を感じていた。


私にとって、音楽は、小さい頃から、日常の中に溶けていた。

ピアノを習い、ごく自然にクラシック音楽に馴染んだ。

小学生の頃、クラシック全集を買ってもらい、毎日のように聴いていた。

中高生の頃、洋楽にはまった。

ミッシェル・ポルナレフ、カーペンターズ、オズモンズ、ABBA・・・

アイドルの歌だって聴いた。

フォーリーブス、南沙織、天地真理、山口百恵・・・

私にとって、好きだと思えれば、何でもよかった。

ジャンルなんて関係なく、総てが「音楽」だったから。



長女も私と同じ。

15年通ったバレエ教室は、創作バレエで何でもあり。

使用する曲も、クラシックからロックまで種々雑多。

そんな環境にいたので、音楽は「音楽」というジャンルでしかない。



姉が毎日のように見ている公演ビデオを、一緒に見て育った末っ子も、また同じ。

いつのまにやら、クラシックを鼻歌で歌うようになり、驚かされた。

学校で聴いた、こんな曲が好きだ、と目を輝かせて話してくれた。


クラシックって、決して難しいわけでも、高尚なわけでもないんだけど・・・

今もって、くすぶる想いはあるけれど・・・

まぁ、いいか~自分が好きならそれで・・・


自分が出会えた音楽に感謝!!

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